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米子・まちなか一箱古本市、 一年ぶりの開催!

第10回 米子・まちなか一箱古本市、 一年ぶりの開催!

ゴールデンウィークの最終日となった5月6日(火・振休)、今井書店錦町店さまの軒先をお借りして、第10回目となる「 米子・まちなか一箱古本市」を賑やかに開催することができました。第9回が史上初めての「荒天中止」となったので、1年ぶりとなる久々の開催です。
14名の店主さんに参加いただいた結果、出品も概ね20箱を超え、30箱に届くかという規模になりました。
天気は良かったものの、日の当たらぬ午前中はとにかく寒い!接客よりも、売り上げよりも、とにかく日向(笑)。雀のように一列に並んで暖をとる。そんな風にして一日は始まりました。


さてさて、薄物、平置き尽くしのこのお店、どこにも箱がないじゃん!でもいいんです。「一箱古本市」を名乗るイベントは数あれど、ここ以上に適当、いや自由なイベントはありません。集まれる人が集まって、適当にしゃべって適当に過ごして、じゃまた半年後に、と挨拶して帰ってゆくという力の抜けた集いなのです。
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楽しそうですね~。
ふらっと立ち寄っていただいたお客様なのか、店主さんのお知り合いなのか、それともお隣の店主さんなのか。話が弾んでます。
店先に並べられた本たちは、本人の言葉よりもよほど雄弁に店主さんのお人柄を語ります。買っていただくに越したことはないのですが、どうぞお店の品ぞろえを眺めに来てください。気になるお店を見つけたら迷わず店主さんに声をかけてみましょう。見ず知らずの人と話すのは少し億劫ですけど、会話の後は間違いなく清々しい気持ちになります。
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この写真は午前中の日の差さない日蔭で肌寒い時間帯のものなのですが、手前のお二人、盛り上がってます。
左の紳士は常連のお客様です。毎回お越しいただくだくだけでなく、沢山お買い上げをいただいている上得意さま。右のコーデュロイジャケットの男性は、第1回の古本市から皆勤の常連店主さん。お二人は毎回ここで出会って再会を喜びつつ、古本にとどまらない広く深い対話を楽しんでくださっています。
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鳥取からはるばるお越しいただいた「遠足文庫」の”奈名子店長”さんです。手元の資料によると、店長のほか「切り貼り」を担当なさっている、ということですが、、、むむむ???気になる方は、鳥取市河原町の遠足文庫まで是非どうぞ。
 ※遠足文庫とは、、、、>>> http://ensoku-keikaku.org/book.html
いろいろな方の思いと一緒に本を預かり、次の持ち主となるべき人に届ける、一言で云えばそんな活動。河原の本拠だけでなく各地のイベントにも参加して活動の幅を広げていらっしゃるということで、どことなく余裕を感じる佇まいです。「初めて参加するイベントなので客層がイメージできず品揃えの選定に悩んだ」というお話を伺いました。そんなこと考えたこともなかったので、ちゃんとお返事できなくてゴメンナサイ。ご都合がつけば、また是非おいでください。
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このお二人、ベスト・カップル・オブ・古本市、かつ、ほとんどピクニック。
このようにご家族でご出店いただくこともありますね。午前中は旦那さんが店開きして、お昼になったら奥様がお昼を持参。みんなで一緒に食べてから午後は奥様が店番。撤収の頃には颯爽と旦那さんが再登場、とか。子どもさんは隣のお店の漫画を読んだり、持ち込んだゲームに興じたり、好き勝手にだらだらと。特にすることもなくて親子で一緒にいるのが仕事、なんて時間の過ごし方は日々の暮らしではそうそうあるもんじゃありません。
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思い思いの店番風景ですが幾つかの共通点があるのが解ります。まず帽子。会場が午後からは日向になるので日除けの準備は欠かせません。それから店番用の椅子もほぼ定番の備品になっているようです。こうした共通点はあるものの、それをはるかに凌ぐ店主さんたちの個性がずらっと並んでいるというのがこのイベントの特徴です。お店を組み立てるのにも皆さんにそれぞれのスタイルや小ネタ、工夫の数々があって、それを見て回るだけでも面白いものです。
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間に本があるだけで、会話が弾むこの不思議。
みなさまもぜひ一度お客様として、あるいは店主さんとして、体験してみてください。



以上、古本次郎より。
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by hitohako-yonago | 2014-05-07 20:04